広大な大地にたたずみ、自分がいかにちっぽけな存在かと実感して以来、ものの考え方や見方が変わってきました。今までは正面しか見ていなかったのを角度を変えて見ることができるようになりました。ほんの少し角度を変えるだけで、そこにはまるでちがった世界が見えてきます。木がすこし成長しただけでまるで違う世界が見えるように・・。
いつもの通勤風景も違って見えてきます。木々のざわめきや足元に咲く小さな草花、空を舞う鳥たち。今までは1枚の写真でしかなかったいつもの風景が、動き始めます。いつもと違った視線で見るだけで、いままで気づかなかったことに気づき始めるのです。それは人に対しても同じです。あの人はこういう人と決め付けていたのが、まったく違う一面を発見したりします。今までは、ある一面でしか物事を捉えていなかったを知りました。この両面を知ることがとても大切だと思います。
文・ノン子 2005年9月24日